momoの雑記帳

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ドラえもんの弱体化!

こんにちはmomoです(・v・)/


今日は、最近テレビでドラえもんを見たんですが衝撃的だったので、ご紹介しようと思います。
私は、小学生から高校生までドラえもんのアニメを一話通して最初から最後まで見ることができませんでしたドラえもんの存在やお話自体は漫画で何話かちらっと見たことがあるのですがその時からどうしても受け付けなかったのです。



その大きな理由が、、、






私がのび太くんと似ている。





というものでした。
ちなみに顔ではないです笑
幸い、ジャイアンはいませんでしたが、勉強・スポーツも全然ダメ、忘れ物も多い、宿題が大嫌いで寝坊も多い。しょっちゅう母に怒られては泣いて、落ち込む。その姿はまさにのび太くんで、みんなで漫画を見ている時にバカだ〜とかのろい〜とか言われると、自分に言われているようで心臓はドキドキ冷や汗もダラダラ。心の中でのび太くん頑張って!!と応援してみるけれどやっぱり上手くいかない。アニメが見終わるまで、緊張したことを覚えています。そして小学生なりにもプライドはありますから、そんなふうに周りから見られたくなくて「のび太嫌い」とまで言っていました。
そんなのび太の分身のような私でしたが、”彼”の存在がこの作品をもっと苦手にしていたのです。
そう。あの猫型ロボット「ドラえもん
のび太くんのことを容赦無く叱り、家族に馴染み、どら焼きをアホほど食べる。

許せない!


ちっぽけなプライドを振りかざしても、こちらにはあの青いダルマはいないのです。チートを使うなんて、のび太くんはずるいと思っていました。

しかも・・・のび太くんより卑屈な自分にはあの青いダルマの優しさに見せかけた暴言がグサグサ刺さるのです。
自分が一番できないことを分かってるんですよね。でも、どうにもならないからドラえもんに頼る→上手くいく→調子に乗る→やっぱり失敗その繰り返し(たまに成功)を見させられるのはツライのです。



「日本中が君のレベルに落ちたら、この世は終わりだぞ!!」
「はっきり言えば、のろまだ!ぐずだ!」
「頭の悪いのだけはとりかえがきかないもんね」



これを小学4年生にフルスイングで投げつけるドラえもんのハートには感服します。
小学生の時に見ていたのは漫画だったのですが、アニメものび太くんが嘘をついて痛い目にあったり、後から泣く羽目になったりとドラえもんの鬼畜っぷりが目立っていたように思います。。。。





そして、そんなドラえもんアレルギーの私が最近アニメを一話見ました。

感想は”全く違うものに見えた”です。確かに、私の分身だったのび太くんはあまり変わらなかったのですが、ドラえもんは、のび太くんを馬鹿にしないし、ジャイアンは殴らないし、みんなで仲良くしちゃったりなんかしてあの頃のドラえもんではないのです。オープニングでは星野源の曲に合わせてオシャレなアニメーション、エンディングではofficial髭男dismのしっとりバラードがかかってちょっと感動すらします。
これが大人になってからのドラえもんでした。あの頃の、私の敵だった青いダルマも私自身も成長していたことに気づきました。
一瞬、弱体化したと勘違いしましたが、彼の根っこは変わっていませんでした。全国の私のような、のび太を成長させるべく、己と放送コードと1979年から2021年まで戦ってきたのです。



素晴らしい作品に出会えて共に成長できてよかったです!



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